新製品紹介



常時監視ウルトラホン UW-50/60

「常時監視ウルトラホンUW-50/60」はスマートキュービクルを実現するために開発されました。弊社では2015年にUW-1を開発して1年半のフィールドテストを行い、この経験を生かして2022年に実用機であるUW-2を世に出しました(オーム社 「新電気2022年8月号」に掲載記事)。6か月のフィールドテストの後、2023年1月に大型商業施設で実運用が始まり、開発コードUW-2を商品名称UW-50/60として発売することになりました。UW-50は50Hz地域向け、UW-60は60Hz地域向けです。

 据付型 超音波式放電探知機であるUW-50/60はキュービクル内に設置され、高圧機器の絶縁不良による放電事故を防止するため、放電の前駆現象である部分放電で発生する超音波を捉えます。しかし従来の放電検出は放電音を40kHzの超音波センサーで捉えその音圧レベルで識別していましたので、周囲雑音(雨、風、振動)の影響で誤動作を避ける事が困難でした。放電音は商用電源周波数(50/60Hz)の2倍の100Hzまたは120Hzで変調されていることは良く知られています。商用電源周波数50Hzでの放電音を40kHzの超音波センサーで捉えた放電波形を図1に示します。その放電音をフーリエ変換した波形を図2に示しますが、100Hz間隔のスペクトルを見ることができます。


     

      1 放電波形           図2 放電波形をフーリエ変換

UW-50/60
は40kHzの超音波から100Hzまたは120Hzの成分を検波し、その音圧レベルを出力することにより、周囲雑音の影響を1/60に低減しています。またUW-50/60は3個の超音波センサーを接続でき、広範囲の超音波を捉えることが出来ます。
UW50/60を設置したシステム構成図を図3に示します

 図3 システム構成図

UW-50/60は接点出力端子と音圧レベル測定用端子の2種類が装備されており、いずれも監視装置に接続されます。音圧レベルが50dBを超えた場合接点出力により監視装置が警報を行います。また音圧レベルの測定値を監視装置が監視センターに送り、連続したグラフでリモート監視をすることができます。

ドアの開閉など非常に大きい衝撃音による警報接点の誤検出を防止するため、50dB以上の信号が2秒以上連続した場合警報発報されるよう設定されています。監視装置が警報を認識すると、保守管理者のスマートホンに警報情報が表示されます。

UW-50/60の詳細な情報は取扱説明書をご参照下さい。
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常時監視ウルトラホンUW-50/60

                                         価格:本体 (UW-50/60) 132,000円(税込)

                                                                             センサー (UW-S2) 22,000円(税込)

                                        セット価格:198,000円(税込)

                                           (UW-50/60 + UW-S2 3台)

                                        販売:弊社直販のみです。

 

 

キュービクル内の放電箇所を常時監視し、放電音のレベルをリモート監視で監視することが
可能です。

 
■特徴

・風や雨音などの周囲雑音の影響を受け難い。

・センサーを3個接続でき広範囲の測定が可能です。

・本体およびセンサーはマグネットにより容易に取り付けできます。

・警報接点端子を監視装置に接続することにより、警報発報が可能です。

・音圧レベル出力を監視装置に送り、監視装置を経由してリモート監視センターに
 送出することにより、リアルタイムで放電音のレベル監視ができます。